空手は琉球王朝時代の沖縄を発祥とする武術・格闘技。1920年代に沖縄から日本全国に伝えられ、第二次世界大戦後に世界に広まっていった。
空手の競技には大きく分けて「形」と「組手」がある。
形は、仮想の敵に対する攻撃技と防御技を一連の流れとして組み合わせた演武。(中略)組手は、8メートル四方の競技場で2人の選手が1対1で戦う。白い無地の空手着を着用し、一方の選手は赤帯、もう一方は青帯を締める。攻撃の際に使える技は「突き」「蹴り」「打ち」の3種類。攻撃は相手の決められた部位に対して、良い姿勢で威力のある攻撃を行い、適切にコントロールされた技がポイントとなる。
出典:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会